高校受験が終わったら、入学前にやっておくべき英語の学習3選!

高校受験もようやく終わり、ホッと一息ついている中学3年生に朗報です。

来たるべき高校生活に備えて、今のうちから少しずつ英語学習を進めておけば、ライバルに大きな差を付けることができます。

「一体、何をすればいいのですか?」という質問が多かったので、3月中にやっておくべき英語の学習についてお話しします。

1. まずは高校入試、お疲れ様でした

ようやく県立高校の受験も終わり、ホッとしている中学3年生の皆さん、高校入試お疲れ様でした。

残すところ、卒業式を迎えるだけとなりました。

ところで中学校の卒業を目前に控えた今、高校に進学する前にやっておくべき英語の学習はないだろうかと、真剣に悩んでいる中3の生徒さんがいます。

気が早いというか、抜け目がないというか、私の中学生時代に比べると真面目なお子さんが多くなったと感じる今日この頃です。

備えあれば、憂いなし」この行動力には、私の方が驚かされます。

そんな前を向く皆さんに向けて今回、特別に「高校入学までにやっておくべき英語の学習」についてお話しします。

私から、卒業生へのプレゼントです。

2. 高校入学前にやっておくべき英語の学習3選

ズバリ、以下の3つです!

①中学英語の復習1(英単語)

②中学英語の復習2(英文法)

③英検準2級の受験に向けての準備

イングラムではこちらのレッスンに加えて、簡単にではありますが、高校英語の予習も行っています。

なぜなら、高校英語は突然難しくなるからです。

中学生になった時、急に勉強が難しくなったと感じた生徒さんは多いと思いますが、それが高校進学時にも当てはまります。

突然、全教科の勉強レベルが難しくなります。その中でも、英語は特にその傾向が強いといえます。

3. 中学校最大の行事「受験」が終わると人は皆、抜け殻になります

今は受験が終わってホッとしている時期であり、ようやく学習から解放され、これで気を抜くなと言う方が無理な話です。

かくいう私も学生時代のこの時期は、新しい生活への期待で胸がいっぱいで、勉強どころではありませんでした。

しかし!ここでライバルに差を付けて英語学習を進めておくと、入学後の英語に対する理解度が大きく違ってきます。

何度も言いますが「備えあれば憂いなし」です。

準備を怠らなければ入学後、スムーズに高校の授業について行くことができ、その結果、成績も跳ね上がります。

何より、長期間休止モードに入ると、学習を再開してもなかなか頭に入ってこなくなるものです。

覚えるリズム感も鈍くなり「こんなはずじゃ・・・」という焦りに繋がりますので、英語学習は少しずつでも続けるべきだと考えています。

希望を胸に、いざ行かん!

4. 卒業生のためにイングラムが取り組んでいること

そこでイングラムでは、これからの時期に上記のレッスンを行い、3月中に英語脳を高校生バージョンへとシフトしていきます。

塾生さんはブーブー言ってますが、5月になれば、それは私への感謝へと変わります。

まあ、そう思っているのは私だけかもしれませんが・・・(笑)

今は頭の中が、中学校に対する惜別の気持ちと、高校生活に対する期待感でいっぱいになっており、未来のことを考えて英語学習をと言っても、精神状態が追いつきません。

それに加えて、中学校最大の行事である受験も終わり、学習に対するエネルギーが底を付いています。

精神体力の両面で、この時期の中学生は判断力を失っているものです。

しかも困ったことに、親御さんまでもが高校受験後は心ここにあらずで、立ち振る舞いに緊張感が見られなくなります。

私は入試の後、塾生さんに上記の説明を行い、英語のレッスンを進めています。何事にも納得が必要なので、丁寧に説明をする必要があります。

特に「英検準2級の受験」という次の目的をはっきりさせることで、お子さんの顔に再び精気がみなぎっていくのが分かります。

英検準2級の過去問をやらせて、合格ラインまであとどれくらいかを数値で見せると、英語学習に対する情熱も変わっていきます。

また、余裕のある生徒さんには、高校の教科書を2~3章だけレッスンしています。

高校英語がどれだけ難しいかを体感すると、英語への緊張感が再び湧き上がってきまし、皆よりも先に進んでいるという優越感が英語学習に拍車を掛けるからです。

こうなると、好循環の勢いに乗ったまま、高校に進学することができます。

5. まとめ

高校入学前にやっておくべき英語の学習は、主に以下の3つです!

①中学英語の全復習1(英単語)

②中学英語の全復習2(英文法)

③英検準2級の受験に向けての準備(過去問や高校テキスト)

入試直後は、気持ちも体も抜け殻になっています。

しかしつい先日まで、受験に向けて結構な量の勉強をこなしてきたので、案外脳はフル回転に戻りやすいものです。

何よりも入試に向けて突っ走ってきた、勢いがあります。

この勢いを利用して、このままライバルに差を付けることができれば、お子さんは3年後の勝者に大きく近づくことになります。勝ち組への第一歩を、既に踏み出しているのですから。

大学受験は3年間のマラソンマッチであり、レースです。

ライバルに先駆けて、1ヶ月早く英語をスタートしても、それはフライングとは見なされません。

誰よりも早く始めましょう、大学受験の合格へ向けて。

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