小学生の英語で必ずやるべき、発音のベーシック「フォニックス」とは、何なのか?

英語を学び始める小学生が一番最初に学ぶべき内容、それは「発音」です。

英語のベーシックは発音にあり、全てはここから始める必要があります。

その発音の中核を担うのが、「フォニックス」という発音体系です。

ここで、「フォニックスって、一体何?」と思われる方がほとんどだと思います。

今回、学校では教えてくれない「フォニックス」の詳しい説明と、その学習法についてお話しします。

発音のレッスンをやれば、リスニングの点数まで上昇する、不思議な関係についても説明させていただきます。

1. フォニックスとは何なのか?

海外で暮らして分かったのですが、実はABCを「エービーシー」と発音するのは、日本人だけです。

大切なお話なので、もう一回言います。abcを「エービーシー」と発音するのは、日本人だけです。

では、他の国々の人は何と発音するのか? 

正解は「ア・ブ・ク」です。

ABCDEFGを「ア・ブ・ク・ド・エ・フ・グ」と発音します。

「エービーシー」という発音は、アルファベット発音といいます。そして「ア・ブ・ク」は、フォニックス発音と言います。

英単語の8割はフォニックス発音によって構成されているので、日本人は初見の英単語を読むことができないのです。

2. なぜ、小学生は英語の学習を発音からはじめるべきなのか?

日本の学校ではこのフォニックス発音を教えていません。

だから日本人は発音が苦手で、その結果、聞き取りも不得手になっていると言われています。

英語の基本である「発音」を最初に学ぶ。

それも発音のベースとなるフォニックスを最初にやれば、日本人の英語力は飛躍的に跳ね上がります。

どうして、英語教育でフォニックスをちゃんとやらないのか、今もって謎です。

恐らく、英語の指導者もこのことを知らないままでいるからだと思いますが、それにしてももったいないお話です。

3. 海外の語学学校で学んだ大切なこと

海外で生活したから分かることですが、海外の語学学校は留学生に対して、まず発音のレッスンを行います。

英語にとって、イロハの「イ」は発音なので、まずここからレッスンを始める必要があるのです。

私が海外にいた頃、長男をいきなり現地の小学校に入学させました。

彼が小学校の特別英語クラスで最初に習ったのは、やはり発音のレッスンだったと言います。

長女も小学校に入学したら、E-SOL(イーソル)といわれる英語クラスに配属され、そこでフォニックスから学んだと言います。

英語圏の人達は分かっているのです。全てのベーシックは発音にあり、それを最初に学習すべきであることを。

最初にやるべきは「発音」のレッスン

4. フォニックスをやるとリスニングの点数が跳ね上がる

発音のレッスンを行い、フォニックスについて学習すると、リスニングの聞き取り能力が急上昇します。

いささか手前味噌ではありますが、当アカデミーの英検合格率が高い理由は、ここにあると考えています。

発音のレッスンを行うと、その音を脳が覚えますので、英語の音を認識するようになるのです。

要するに、まずは出す(話す)ことが先で、入れる(聞く)のは後です。

この順番さえ守れば、リスニングを聞き取ることは比較的簡単になります。

日本人は発音のレッスンをせず、いきなりリスニングの演習をします。

だから思ったようにリスニングの点数が伸びないのです。

「まずは出すことが先」これを肝に命じて下さい。

その証拠に「漢字」も同様です。書ける漢字は必ず読めますが、読めても書けない漢字は沢山あります。

出すことを先に行えば、入れるのはカンタン、というより勝手に入ってきます。

5. フォニックスをやると、スピーキング能力が向上する

フォニックスのトレーニングを行い、正しい発音を覚えると、スピーキングの能力が爆上がりします。

こちらの理由を説明する必要はないでしょう。

留学する際には、特にこの能力は役に立ちます。

相手に自分の考えを伝えるスピーキング能力は、コミュニケーションに必須です。

6. フォニックスをやると英検の2次試験もカンタンに突破できる

ついでに言うと、このスピーキング能力は、特に英検の2次試験で役に立ちます。

英語による面接試験が行われますので、スピーキング能力が向上すると合格率も上昇するのです。

最近の2次試験は、外国人の試験官が行うケースが多いので、フォニックスで発音のベースを作っておくことは必要であると考えています。

7. フォニックスをやると、初見の英単語を読めるようになる

最初に話しましたが、ほとんどの英単語はフォニックス発音によって、構成されています。

だから日本人は、初見の英単語を読むことができないのです。

しかし、このフォニックスと、この後紹介する発音記号が読めるようになると、そんな悩みは吹き飛びます。

特に準2級以上を受験する場合は、覚えるべき単語の数もだんだん増えてきます。

単語帳で英単語を覚える際、英単語を1つずつチェックする必要があります。

読めない英単語があると、つまづきながら前に進むこととなり、大きなストレスを抱えることになります。

単語学習をスムーズに進めるためにも、フォニックスを知っていれば、大きなアドバンテージになるのです。

8. フォニックスをやると、発音記号が読めるようになる

フォニックスと発音記号のレッスンは連動しています。

フォニックスの発音を記号化したものが「発音記号」です。

フォニックスのレッスンを進めていくと、自動的に発音記号が読めるようになります。

日本の英語教育、最大の謎の1つに「習っていない発音記号が、教科書に普通に出てくる」というものがあります。

しかし、このレッスンで発音記号が読めるようになると、英語の世界が広がりますので、大きなアドバンテージになります。

フォニックスには、英語の「全て」が詰まっている

9. まとめ

イングラムでは小学生のお子さんに、最初にフォニックスと発音記号のレッスンを行います。

発音のベーシックができてから、英会話のレッスンに移行しています。

これを知っているのとそうでないのでは、その後の英語力の伸びが全然違うからです。

リスニングはもちろんのこと、リーディングの滑らかさやスピードも上がりますので、結果、英語の理解力が深まっていくのです。

前述したように、フォニックスのアドバンテージは英語学習の様々な分野で現れます。

アカデミーの塾生さんがリスニングを得意とするのは、一番最初の基礎をフォニックスで固めているからだと私は考えています。

こんな良いことを、やらないわけにはいきません。

アカデミーの仲間と一緒に、フォニックスのレッスンをやってみませんか。

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