英検の過去問のやり方、使い方を徹底解説。世界一優れた教材、過去問の凄さとは?

様々な学習法の中で、最も効果的なものは「過去問」を解くことです。

過去問には「敵を知る」ことの大切さが全て凝縮されています。

英検も大学受験も、攻略法を練るベースとなるのは、過去問です。

今回、過去問の優れた効果について、詳しくお話しします。

1. 英検過去問のやり方と使い方の違いとは?

過去問と書いて、合格のチケットと読む
様々な学習法の中で、最も効果的なものは何かと聞かれたら、私は真っ先に「過去問」と答えます。

過去問には「敵を知る」という、古来より伝わる戦術の全てが詰まっています。

英検も大学受験も、攻略法を練るベースとなる媒体は、今も昔も過去問が最強です。

今回、私が体感してきた、過去問の優れた特徴について詳しくお話しします。

英検の過去問は解いた方がいいですか?

私は、英検を受験する塾生さんには、必ず過去問をやらせています。

うちのアカデミーの英検合格率は、ホームページでお知らせしている通りなので、ここでは割愛させていただきますが、その合格率を陰で支える、いぶし銀の教材。それこそが「過去問」です。

英検の連続合格を支えた、陰の仕事人と言ってもよいです。

この過去問、中には「一度出題された問題なんだから、もう二度と出されることのない問題ばかりですよ。やる意味なんてありません。」と言う生徒さんがたまにいます。

確かに、全く同じ問題は出題されないかもしれません。しかし、この問題集の持つ価値はそこではありません。

これから過去問の持つ破壊的な効果について、その全てを余すところなくお伝えします。

過去問の凄さを徹底解説、聞いて損はありません

2.英検の過去問のやり方と使い方を徹底解説

過去問の勉強のやり方は?

過去問を解いてしっかりと復習する。それによって得られる3つの効果についてお話しします。

① 自分の現在地を知ることができる
英検も共通テストも、その難易度は毎年ほとんど変わりません。

過去問をやるということは、本番と同じ難易度の問題を解くことを意味します。

実際に一度出題された問題ですから、その精度は限りなく本番に近い、いや本番そのものと言ってよいでしょう。

過去問を解いて正答率を出せば、自分の現在の立ち位置が明確に分かります。数字は嘘をつきません。

② 自分の弱点や克服すべき課題を知ることができる
過去問の正答率が悪かった箇所、それは自分の弱点です。

過去問を解くことによって、これから力を入れるべき課題を見つけ出すことができます。

弱点を見つけたら、後はその部分を集中的に学習して、克服するのみです。

これであなたの英語力には、穴がなくなります。

③ 問題形式に頭を慣らすことができる
最後に過去問を解くことによって、その問題形式に頭を慣らすことができます。

受験するテストの問題形式に頭を馴染ませるというのは、思ったより大きい効果が期待できます。

同じような難易度の問題、つまりは類似問題が並べられているもの、それが過去問です。

本番でも「ああ、似たような問題を以前に解いたことがある」となり、頭が働くのです。

結果、問題を解くスピードと正答率の両方が上昇します。

英検の過去問を解きまくると・・・

以上のことから、過去問の効果とは

①自分の現在地(実力)を知ることができる
②自分の弱点や課題を知ることができる
③問題形式に頭を慣らすことができる

この3つが挙げられます。

受験に必要なこと、そのほとんどが網羅されているのが過去問です。

実は、赤本が何十年間もの間、売れ続けている理由はここにあります。

赤本を出版する「教学社」は、これだけで会社の利益を上げています。

この事実からも分かるように、過去問は受験生必携の武器です。

赤本の凄さを再認識!

英検の過去問って、意味ないの?

過去問の演習をすれば「古きを訪ね、新しきを知る」ことができます。

要するに「傾向を知り、対策を立てる」ということです。

昔の人は、良い言葉を作ったと思います。過去問ヲタの私が大好きな格言です(笑)

英検の過去問を何回か解くと「同じような問題が繰り返し出題されている」ことに気付くはずです。

類似問題を解けば、本番の予行演習になりますので、あなたの経験値はライバルを大きく引き離すことになります。

意味がないどころか、これほど有効な方法は他にありません。

英検の過去問は何回やるべき?

英検の過去問は2回は解いた方が良いです。

過去問のアルゴリズムを脊髄まで浸透させるために必要な回数が2回です。

ちなみに受験勉強が激化するお隣の国、韓国ではTOEICの過去問が堂々と書店で売られています。

TOEICの問題って、門外不出のはずでは(汗)いずれにしても、それだけ有効であるという証拠です。

ちなみに韓国では、過去問を「既出問」と呼んでいます。そっちの方が、分かりやすい(笑)

英検の過去問はダウンロードできる

英検の過去問は、英検協会のホームページにアクセスすれば、無料でダウンロードできます。

書店で旺文社の過去問を購入すれば、解説書も付いてきますので、そちらの方が理想です。

しかし、お金も掛かりますので、手軽に始めたい方は上記のサイトからダウンロードして勉強されることをオススメします。

英検の過去問でわからない単語も覚えられる

過去問を解いて復習をしたら、分からなかった単語にはマーカーを引いて、覚えていくのも良いです。

英単語は、見覚えのあるものが必ずと言って良いほど、数回使用されています。

英検は過去問を使い回している

これは嘘でも何でもなく、英検協会は過去の問題を使い回しています。

特に有名なのは、英検で出題された問題を、オンライン英検(S-CBT)で使用していることです。

その他にも、明らかに数字や単語だけをすり替えた問題を目にすることが多く、問題を作成する方も大変なんだと思ってしまいます。

要するに過去問をやれば、同様の問題を本番で目にすることが多く、合格への最短距離を突っ走ることができ、過去問には合格への道しるべが詰まっているということです。

6. まとめ

英検の過去問のやり方、使い方の総括

私は塾生さんの成績を上げるために、この数年間であちこちから過去問を集めてきました。

その種類を紹介すると・・・

①英検の過去問
②中学校の定期テスト過去問
③県立高校入試問題の過去問
④共通テストの過去問

アカデミーの本棚は、過去問だらけです。上記の過去問を必要に応じて、塾生さんに演習させています。

生徒にも「また、この過去問オタクが」と言われそうですが(笑)手を抜く生徒は一人もいません。彼等は過去問の威力を十分に体感しているからです。

これだけ役に立つ教材です。あってもありすぎることはないので、今もあちこちから集め続けています。

過去問の優れた効果について理解していただけたでしょうか?

教育の世界に足を踏み入れて数十年の私がここまで断言するので、そう見当違いのことを話しているわけではない。そう思っていただけると幸いです。

言い忘れましたが、今すぐ田中書店に駆け込まないで下さい。この記事のせいで過去問が売り切れてしまいます(笑)

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