英検準2級 67問中何問正解で合格?合格までの道筋を徹底分析

英検2級合格にパス単だけでは足りないというのは本当か?

英検準2級の試験を受ける際、67問中何問正解で合格できるのか気になる方が多いようです。(2024年以降の現在は59問

2024年の合格ラインはおおよそ全体の60%に相当します。「何割取れたら合格」という基準を理解することで、落ち着いて学習に集中することも可能になります。

また、ギリギリ合格を目指す受験者にとって、ライティングの攻略法は特に重要であり、全体の得点を底上げする鍵となります。

この記事では、英検準2級の合格方法や具体的な得点の目安を詳しく解説し、受験生が自信を持って試験に臨めるようサポートしていきます。

記事のポイント
① 英検準2級の合格ラインや必要な正解の数が明確になる
② 各セクションごとの得点バランスの重要性が理解できる
③ ギリギリ合格や不合格になるケースについての具体例が得られる
④ 効果的な学習方法やライティングの攻略法が紹介される

英検準2級は67問中、何問正解で合格するのか?

英検準2級は67問中、何問正解で合格するのか?

英検準2級 何割取れたら合格できる?(2024

英検準2級の合格ラインは、全体の約6割の得点が必要です。具体的には、各セクション(リーディング、リスニング、ライティング)でバランスよく点数を取る必要があります。

リーディングやリスニングは比較的取りやすい得点源ですが、ライティングの配点が大きいため、特にこの部分を強化することで全体の点数を底上げすることが可能です。

このため、総得点の6割を目指す際には、ライティング対策も含めた全体的なバランスを意識して学習を進めることが大切です。

また、苦手なセクションや分野がある場合は、その部分を重点的に対策することで合格に近づくことができます。

英検準2級 何問ミスまでなら合格できる?

英検準2級では、67問中約40問正解すれば合格ラインに到達します。つまり、27問までのミスが許容されるということです。

現在は問題数が、59問(約60問)になったため、6割の36問正解が合格ライン。24問までのミスが許容されています。

このミスの配分には注意が必要で、リーディングやリスニングで多くのミスをしてしまうと、ライティングでカバーしなければならなくなります。

しかし、ライティングの得点は大きいため、逆にリーディングやリスニングで多少のミスがあっても、ライティングで高得点を狙えば合格が見えてきます。

このように、ミスの許容範囲はあるものの、各セクションでの得点バランスは重要なファクターとなります。

英検準2級 ギリギリ合格のラインは36点?

英検準2級でギリギリ合格するには、36点が合格ラインと言われています。英検準2級の合格基準は、総得点の約6割程度、つまり59問中36問前後の正解が必要です。そのため、36点は丁度6割という感じです。

ただし、英検は試験の難易度によって、毎回基準が若干変動することがあります。試験が特に難しい回であれば、得点調整が行われる可能性があるため、36点あれば十分です。

しかし、確実に合格を狙うのであれば、40点以上を目指す学習が必要です。

また、繰り返しますが、リーディングやリスニングでのミスを抑え、ライティングでしっかりと得点を取ることが合格への近道となります。

英検準2級 ギリギリ不合格になるケースとは?

英検準2級でギリギリ不合格になるケースは、得点が合格ラインにわずかに届かない場合です。

具体的には、総得点が6割に少し満たない、35点や34点といった点数が典型的です。このような場合、あと数点取れていれば合格していた、という非常に惜しい状況に陥ります。

しかし問題なのは、ライティングでの得点が低い場合に不合格になることが多いという事です。

リーディングやリスニングである程度の点数を確保しても、ライティングで十分な得点が取れないと、全体の得点が不足してしまいます。

また、試験当日に緊張して実力が発揮できなかったり、苦手な問題が多く出題された場合も不合格の原因となります。

そのため、リスクを避けるためには、ライティングの対策をしっかり行い、各セクションでバランスよく得点を取る必要があります。

英検準2級 合格点を自己採点する方法

英検準2級の合格点を自己採点するには、試験時間中に、問題用紙に丸印を入れておく必要があります。

試験終了後に公開される公式解答と照らし合わせて、リーディングとリスニングの各セクションの正解数を確認しましょう。これにより、自分が何問正解したかを確認できます。

自己採点の際に知っておくべきポイントとして、各セクションの配点が異なるため、単純に正解数を足すだけでは正確な合格ラインは見えません。

特にライティングセクションは採点基準が独自であり、公式解答と比較しても単純な正誤がつけにくい部分です。したがって、リーディングとリスニングで確保できる点数が大切になります。

1つの目安として、リーディングとリスニングの自己採点で合計36問前後の正解があるか、確認することがポイントです。

ライティングの得点は試験後に採点されるため、自己採点は難しいですが、模範解答を参考にして、自分の回答が論理的かつ適切な内容になっているか確認しましょう。

また、公式から発表されるCSEスコアは配点が難しいので、一旦「何問正解だったか」のみを考慮して、自己採点を行うことで、より正確な合格の見込みを把握できます。

まとめますと、自己採点の基準はリーディング&リスニングで合わせて正答36問が合格ライン。ライティングは自分で採点できないので、公式解答に目を通して、内容の確認のみとします。

英検準2級 67問中、各セクションの合格基準

英検準2級 67問中、各セクションの合格基準

英検準2級 何問正解で合格できる?リーディング編

英検準2級のリーディングセクションは37問出題され、その6割の22〜23問正解を目指すと合格ラインに達する可能性が高くなります。

2024年以降の現在は29問(約30問)なので、その6割の18問正解を目指すと良いでしょう。

リーディングは文章の内容理解や語彙力、文法知識を問う問題が中心となっており、特に大問1の語彙問題長文問題での正確な理解が鍵を握ります。

リーディングは一見すると時間がかかりがちですが、時間配分を意識して取り組むことで、解答ミスを減らすことができます。

これは、全てのセクションに言えることですが、過去問を解くことで、自分の弱点を把握し、解答のスピードや精度を上げることが可能になります。

もちろん、時間配分の予行演習も行うことが可能で、過去問は「原点にして頂点」の、英検最強の問題集です。

リーディングで18問を超える正解が取れるようになれば、他のセクションとの組み合わせで合格がぐっと近づきます。

英検準2級 何問正解で合格できる?リスニング編

リスニングセクションでは30問の問題が出題され、18問正解できることが理想的な合格ラインです。

リスニングは、問題文が読まれる間、集中力を切らさずに聞き取る集中力が必要になります。

リスニングの問題は、会話形式やナレーション形式で構成されており、場面設定や話し手の意図を正確に理解することが求められます。

そのため、受験前1ヶ月は過去問を使って、英文を聞く練習をし、スクリプトの内容を把握できる力を養うことが大切です。

特に、日常会話や説明文の内容を理解できる力をつけるために、過去問のリスニングを1ヶ月間、継続的に活用すると効果的です。

また、問題の音声は一度しか再生されないため、分からない問題に固執せず、次の問題に集中する割り切りの力も必要とされます。

正答率を上げるためには、試験形式に慣れることが不可欠で、過去問での練習が大きな効果をもたらしてくれます。

英検準2級 何問正解で合格できる?ライティング編(筆記)

英検準2級のライティングセクション(筆記)は、2問のみ出題されます。この2問の配点が高く、全体の34%を占め、ライティングが合否を左右する重要なセクションとなっています。

リーディングやリスニングと異なり、正解・不正解の基準がはっきりしていないため、採点基準を理解して練習することが大切です。

ライティングでは、指定されたトピックに対して自分の意見を述べ、理由を2つ書くという形式です。このとき、文法のミスを少なくすること、筋の通った構成を意識することが大切になります。

また、英文の構成能力や語彙力が評価されるため、過去問でライティングの問題を解く練習をしておくとよいでしょう。

正確に回答できれば高得点が期待でき、合格の可能性が大きく上がります。逆に、ここで得点を落とすと、そうでなくなる可能性があるため、しっかり対策をしておくことが必要になります。

英検準2級のライティングについては「英検準2級のライティング、Eメール問題はどこまで難化したのか、練習問題も掲載」で詳しく説明していますので、ぜひ参考にして下さい。

英検準2級 合格を目指すための方法とは?

英検準2級に合格するためには、各セクションでバランスよく点数を取ることが重要になります。

まずは過去問を通して、試験全体の配点や問題形式を理解し、自分の得意・不得意を把握することから始めましょう。

例えば、リーディングやリスニングで確実に点を取り、ライティングでミスを少なくすることで、安定したスコアが期待できます。

効果的な対策としては、過去問の演習を行うことです。過去問を解くことで問題形式に慣れるだけでなく、自分の弱点を明確にできるため、対策が立てやすくなります。

また、英単語の学習、文法の見直しなど、基礎力の向上も欠かせません。

ライティングに関しては、英作文の練習や模範解答を参考にしながら、論理的な構成を身につける必要があります。

このように、全セクションにバランスよく取り組むことで、合格のチャンスを大幅に高めることができます。

過去問については「英検の過去問のやり方、使い方を徹底解説。世界一優れた教材、過去問の凄さとは?」で詳しく説明していますので、ぜひ参考にして下さい。

英検準2級 ライティングの攻略法で差をつけよう

英検準2級のライティングは、合否に大きく影響するセクションであり、効果的に対策を行うことで他の受験者と差をつけることが可能です。

攻略法の第一歩は、出題形式を理解することです。準2級では、指定されたトピックに対して自分の意見を述べ、理由を2つ挙げるという形式が定番です。このシンプルな構成に従い、論理的かつ簡潔に書くスキルが求められます。

まず、ライティングでは文法やスペルミスをできる限り減らすことが重要です。そのためには、実際に過去問のライティング問題を解く演習を行うと効果的です。

感覚的な表現で恐縮ですが、実際に英作文を書くと、脳とつながり、英作文の構成パフォーマンスが格段に上がる気がしますので、書くレッスンは必ず行って下さい。

また、意見を述べる際には、具体的な理由を挙げて説得力を持たせることが求められます。そのためには、英作文で必要な英語表現を身につけておくと有効です。

私が塾生さんにおすすめしているのは「It’s for to」の構文です。これは英検準1級まで通用する、鉄壁の構文だと感じています。

It’s 形容詞 for 人 to 動詞」のフレーズを活用すると、英文がスムーズに構成できます。これにより、内容が整理され、読みやすいエッセイを書くことが可能になります。

こちらのライティング対策については「英検準2級のライティング、Eメール問題はどこまで難化したのか、練習問題も掲載」で詳しく説明していますので、ぜひ実践して下さい。

英検準2級 67問中何問正解で合格?の総括

〇 英検準2級の合格ラインは、全体の約6割の得点が必要
〇 英検準2級は2024年以降、問題数が変更になり、必要とされる正答数も変化した
〇 現在は、全体で59問中36問の正解が必要
〇 24問までのミスが許容範囲
〇 リーディングは29問中18問の正解が目安
〇 リスニングは30問中18問の正解を目指す
〇 ライティングは2問のみだが配点が高い
〇 ライティング対策が得点を底上げする鍵となる
〇 リーディングでは、大問1の語彙問題と長文読解力が鍵となる
〇 リスニングは、実際に過去問を解いて耳を慣らしておくと良い
〇 ライティングは「It’s for to」の構文を使うと、スムーズに書くことができる
〇 公式解答発表後に、自己採点を行うと良い
〇 過去問は、原点にして頂点、英検最強の問題集である
過去問の演習で、試験形式に慣れると本番で力を発揮できる

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