英語で苦手を克服するか、得意なことを伸ばすかは、永遠のテーマ

英語の学習は、得意なことを伸ばした方が良いか、それとも苦手なことを克服した方が良いのか?

これは、保護者や生徒さんからよく相談される内容です。

この悩みは教育界やスポーツ界のみならず、全世界共通で永遠のテーマと言って良いでしょう。

今回この話題について、私が感じたことをお話しします。

1. 英語で苦手を克服する方法か、得意なことを伸ばすか

結論から言うと、答えはどちらでもありません。

ケースバイケースなので、どちらが良いと言えないのです。

特にスポーツの場合、その意見は両極端に分かれます。

YouTubeを観れば、元プロ野球選手で燦然と輝く記録を残された方々が、持論を話されています。

得意なことを伸ばしたら、苦手なことも克服できたという方もいれば、苦手なことを克服したら、攻守に穴がなくなったという方もいます。

十人十色で、人によって成功経験は違うので、どちらが良いとも言えません。

英語に苦手意識を持つ理由は何ですか?

しかし、こと英検に関して言えば、答えは明白です。

ズバリ!「苦手なことを克服する」に軸足を置くべきです。

短所の克服にシフトした方が、楽に点数を伸ばすことができ、合格が近づきます。

教育界に足を踏み入れて30年になりますが、英検や受験勉強の世界に関して言えば、苦手教科の克服が成績アップ、合格への近道と言えるでしょう。

その理由は至極簡単で、苦手教科は伸びしろが大きいため、点数の大幅な上昇が見込めるからです。

80点を100点にするのはかなり大変ですし、伸びしろがありません。

しかし40点を80点にするのはカンタンで、しかも伸びしろはかなり大きいです。

自分の弱点である分野、それがリスニングかリーディングか、それとも語彙力なのかを明からにして、そこにエネルギーを注入すれば、比較的短期間で点数は上昇します。

英検の合格、それは苦手分野の克服がキモ

2. 英語で苦手を克服する方法って、何だろう?

しかし困ったことに、人間はやらなければならない事よりも、やりたいことを優先して行う生き物です。

しかも、無意識のうちにそのような行動を取るので成果が出にくく、なかなか英検に合格できないでいます。

受験勉強にしても然りです。志望校に合格する学力を手にできないのは、やりたいことばかり勉強しているからです。

やらなければならない事、それは苦手分野の克服です

一度立ち止まって、良く考えてみてください。それは本当に今、やるべきことなのか?

英語が苦手な人の特徴とは

一番やらなければならない事、それは一番やりたくない事だ」これは受験業界に古くから伝わる名言です。

やりたくないこと、向き合いたくないこと、見たくないもの・・・

実はそれこそが、最もやらなければならない事なのです。

一度、勉強の手を止めて、自分の苦手な教科、苦手な分野は何なのか、じっくり考えてください。

しっかり向き合って、しっかり見つめて下さい。

このような、一見無駄に見えることに真剣に向き合うことが、今後の自身を変える大きなキッカケになるのです。

自分の苦手なことに向き合うのは、死ぬほど苦しい作業です。

しかし、だからこそ、やった者のみが栄冠を手にすることができます。

お子さんが英検に合格されることを、心からお祈りしています。

英語が苦手な中学生の勉強法、最も効果的な解決策は?

やるべき事が分かったとしても、それ以上の難問が残っています。

苦手な分野に向き合ったとしても、一度分からなくなった学習内容を、分かるようにするには大変な労力が必要になります。

そもそも勉強が分からない時とは、泥沼にはまって身動きできず、前進できない状態です。

特に、英語は独学が難しい教科なので、独力で克服するのはかなり難しいです。

そんな時は、どうしたらよいか。

解決する方法を見つけるより、解決してくれる人を探すこと

これがファイナルアンサーです。

英語が苦手な高校生の勉強法も同様です

当然ですが、英語が苦手な高校生に対する効果的な対策も同じです。

解決する方法を見付けるのではなく、解決してくれる人を探す。

つまり、英語を丁寧に教えてくれる先生を見付ければ、それでチェックメイトです。

お子さんに自力で解決させようとしてガミガミ叱ってばかり、努力不足の一言で片付けていると、親子関係までも悪くなってしまいます。

親子の信頼関係に比べれば、英語なんてできなくても、大きな問題ではありません。

良い先生を連れてくれば、英語の成績は瞬く間に上昇し、親御さんの株も上がります。

いいことずくめです、やらない手はありません。

情熱はあっても方法がない、そんな時には・・・

3. まとめ

英語で苦手を克服する方法の総括

英語アカデミー・イングラムは、英語が分からなくなった生徒さんにゼロから英語を学び直すシステムを構築しています。

売り込むわけではありませんが、元々イングラムは進学塾ではなく、補習塾として産声を上げました。

最初の3年間は、英語初心者の小学生や、英語が苦手な中学生を中心にレッスンを行っていました。

よって、英語が苦手なお子さんの成績を上昇させる指導方法は、メソッドとして確立されています。

英語が苦手だけど、ちゃんと向き合ってみたい。

私は、そんなお子さんの勇気を応援したいと思いますので、一度ご相談ください。

英語はできる、できないの問題ではありません。やるか、やらないかの問題です。

ぜひ、一歩を踏み出してみて下さい。

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