英検2級に準2級の飛ばし受験で合格を目指す飛び級メリットと注意点

何ヶ月で受かる?どこの大学レベル?

英検2級に準2級の飛ばし受験を使って、飛び級で合格することについて、興味を持っている方は多いでしょう。

特に、英検2級をいきなり目指すことで得られるメリットや、準2級を飛び級で受験する際の判断基準については、受験生の間で様々な意見が交わされています。

英検準2級は「意味ない」と考える人もいれば、実際には基礎力をしっかり固めるために受けた方がいいとする意見もあります。

このように、準2級を飛ばすべきかどうかは一概には言えませんが、各自の英語力や目標に応じた選択が重要です。

また、英検2級と準2級の間に位置する新設級の名前や役割についても触れることで、試験選択の幅が広がります。

そして、過去問を活用した効果的な学習方法や、ダブル受験ができるのかといった疑問も解決していきます。

これから、英検2級や準2級の飛ばし受験について詳しく見ていきましょう。あなたにとって最適な受験方法を見つける手助けとなる情報を提供しますので、ぜひ参考にして下さい。

記事のポイント
① 英検2級を飛び級でいきなり目指すメリットとデメリットが理解できる
② 英検準2級を飛ばすべきかどうかの判断基準が分かる
③ ダブル受験の可能性とその利点について知ることができる
④ 英検2級と準2級の間に位置する新設級の役割が理解できる

英検2級、準2級の飛ばし受験は可能か?そのメリットと方法

いきなり2級を目指すメリット

いきなり2級を目指すメリット

いきなり英検2級を目指すことには、効率的な学習や時間短縮のメリットがあります。

英検準2級を飛ばして2級を目標にすると、勉強の範囲や教材を2級レベルに絞ることができ、より実践的な内容に集中しやすくなります。

英検2級は大学入試や留学にも役立つレベルであり、実生活でも英語力の証明として認知されているため、取得の意義が高い資格です。

まず、いきなり2級に挑戦することで、準2級レベルに費やす時間を省くことができ、短期間で英語力を伸ばすチャンスが得られます。

これにより、2級の合格を目指す勉強が直接的に生活や進学の役に立つ学びになりやすいのです。

特に、中級から上級に向かう「語彙力」「文法力」「リスニング力」の向上に集中できるため、英語力全般を底上げするのに効果的です。

一方で、いきなり2級を目指すことには注意も必要です。

2級の内容は準2級よりも難易度が大きく上がり、語彙量や読解力、ライティングスキルも要求されます。

基礎力が足りない場合は、いきなり2級を目指すことで挫折しやすくなるリスクもあるため、英語学習の土台がしっかりしているかどうかを見極めた上で挑戦するとよいでしょう。

英検準2級は意味ない?飛ばすべきかの判断基準

英検準2級を飛ばして2級を受験することは可能ですが、準2級を飛ばすべきかどうかは個々の英語力や目的によって異なります。

準2級は、英語の基礎を固めるためのステップとして有意義で、特に基礎的なリーディングやリスニング能力を伸ばすのに適した内容が含まれています。

そのため、準2級を飛ばすことが必ずしも効果的とは言えません。

まず、準2級は高校生レベルの基本的な英語を習得する段階として役立つ資格です。

準2級を飛ばして2級を受けることには時間短縮のメリットがありますが、準2級レベルの語彙や文法が不足していると、2級の試験内容が難しく感じられる場合もあります。

もし、基礎力に不安がある場合や、英語学習がまだ浅い場合は、準2級を受けることで自信をつけながらステップアップする方が望ましいでしょう。

また、準2級と2級の両方を受験する「ダブル受験」という選択肢もあります。

ダブル受験をすると、実力に応じた合格のチャンスを増やせるため、もし2級が難しく感じられても準2級で合格が狙えます。

英検準2級を「意味ない」と感じるかどうかは、学習目的と現在の英語力をもとに判断することが大切です。

英検準2級は意味ない?受けた方がいい場合もある?
英検準2級は本当に意味がないのか?

英検準2級を受けた方がいい場合もある?判断のポイント

英検準2級を飛ばすか受けるかの判断は、自分の現在の英語力と学習目的によって異なります。

準2級は高校初級程度の英語力が求められ、基礎的な語彙や文法、読解力をしっかりと身につけられる内容で構成されています。

したがって、英語の基礎力に自信がない場合や、段階的に力をつけていきたい場合は、準2級を受けることで無理なく英語力を伸ばせるでしょう。

特に、英語学習がまだ始まったばかりの方や、英検を初めて受ける方にとっては、準2級は学びのステップとして効果的です。

準2級の試験を通じて試験形式に慣れることができ、2級に向けての課題も見つけやすくなります。こうして準2級で土台を築いた上で、次に2級に挑戦すると効率的です。

また、英検準2級は進学や就職においても結構なアピールポイントになる資格です。

大学入試や企業の採用条件で英検準2級が求められる場合もあり、英語力の証明として役立つことがあるので、資格としての価値を意識する場合は準2級を受けておくと良いでしょう。

これらの点から、現在のレベルや目的を見極めて準2級を受けるべきか判断することが重要です。

飛び級で2級に挑戦するメリットとデメリット

飛び級で英検2級に挑戦することには、メリットとデメリットがあります。

まず、メリットとして、準2級を省略することで学習範囲を2級に集中でき、短期間で効率的に英語力を引き上げられる点が挙げられます。

飛び級を選ぶことで、進学や就職に必要な英語力をより早く身につけることができ、勉強時間を削減できるため、忙しい学生や社会人にとっては実用的な選択肢となるでしょう。

一方で、飛び級で2級を目指す場合にはリスクもあります。英検2級は準2級よりも高度な内容が含まれ、語彙やリスニングの難易度も上がります。

そのため、基礎的な英語力が十分に備わっていないと、2級の試験内容に苦戦する可能性があり、合格までに時間がかかるかもしれません。

また、途中でつまずいた場合、英語学習に対するモチベーションを維持するのが難しくなることもあります。

このため、飛び級を選択する際は、自分の英語力や学習時間を冷静に見極めることが大切です。

特に語彙力やリーディング力に自信がない場合は、まず準2級で基礎を固めてから2級に挑戦する方が無理なく学習を続けられるでしょう。

飛び級のメリットとデメリットを把握し、自分に合った方法でステップアップを目指してください。

英検2級、準2級の飛ばしを成功させる勉強法

2級から受けるべき大人の理由

2級から受けるべき大人の理由

大人が英検2級から受験を始めるべき理由として、時間や費用の効率化、そして目指すべきレベルの適切さが挙げられます。

英検2級は「日常生活で困らない程度の英語力」を測る基準とされ、ビジネスや旅行、海外留学にも活用できるレベルです。

多くの大人にとって、準2級よりも2級の方が実用的な資格となりやすいため、2級からの受験は目的にかなっていると言えるでしょう。

特に、限られた時間で効率的に英語力を高めたい場合、準2級の学習を経ずに2級の範囲に直接取り組むことにより、時短で2級の資格を身につけることができます。

2級の試験範囲には、日常会話に加えてビジネスシーンでも役立つ表現や語彙が含まれ、実生活や仕事に直結した英語スキルを磨くことができます。

英語に対する基礎知識がある大人にとっては、2級からスタートする方がより効果的な学習方法と言えるでしょう。

一方で、英語学習に自信がなく基礎をしっかり積みたい場合は、準2級から受験することも選択肢です。

しかし、目標を高く設定し、早い段階で実用的な英語力を得たいのであれば、2級を最初の目標に据えることで達成感を得やすく、モチベーション維持にもつながります。

これらの理由から、実用性を重視する大人には2級からの受験をおすすめします。

英検2級と準2級のダブル受験はできますか?

英検では、2級と準2級を同じ試験日にダブル受験することができます。

これは、1日の試験で隣接した2つの級を一緒に受験することは可能と決まっているためです。

ただし、準1級と準2級のように隣接していないと受験は不可となります。なぜなら、同時間帯に試験が行われるからです。

したがって、2級と準2級を同時に受験したい場合は、一気にダブル受験で片を付けてしまう方法もあります。

ただし、午前中に準2級、午後に2級と連続して受験するには、結構な体力が必要です。若い皆さんなら大丈夫かもしれませんが、私のようなおじさんにはちょっとキツいです(笑)

また、一度に2つの受験はお金も掛かります。

私は準2級から2級への分散受験をオススメしていますが、この方法なら、準2級の結果を踏まえつつ、2級の試験に向けての学習に集中することができます。

また、準2級で出題される文法や語彙が2級の試験内容にもつながるため、段階的に学習するメリットも得られます。

ダブル受験に近い形で2つの級を取得したい場合は、こうしたメリット・デメリットをを考えておくとよいでしょう。

ダブル受験でもそうではなくても、計画的に受験することで、効率よく目標を達成することができます。

英検2級と準2級の間に位置する級の名前と役割

2025年度から、英検2級と準2級の間に新設される級、それが「英検準2級プラス」です。

この「準2級プラス」は、2級と準2級の間に掛ける架け橋として新設され、高校中級レベルの英語力を測る試験として位置づけられています。

実は、2級と準2級の差があまりにも大きいため、なかなか2級に合格できず、英検2級の受験を諦めてしまった受験生があまりにも多くいました。

そこで、それらの問題を解決するために講じられた、新たな措置が「準2級プラス」の新設でした。

「準2級と2級の間は、1ステップではなく2ステップある」と言われるくらい、その差は大きいものです。

「準2級プラス」の合格は、英語学習における重要なステップであり、英検準2級よりも高度な内容を学びながら、2級に必要な基礎力を養うために必要な内容です。

つまり、準2級プラスは、英語の基礎力を再確認しながら2級受験のための大切なステップとなるのです。

これにより、英語による文章の理解がスムーズにできるようになるため、2級に挑戦する準備としての土台をしっかりと築くことが可能です。

2級を目指す際に準2級プラスを経ることで、英語の基礎が十分に定着しているかどうかを確認でき、無理なく2級レベルの学習へ移行できるでしょう。

準2級プラスを取得することで、2級の内容を理解するための基礎力をしっかりと養えます。

英検2級と準2級の間に位置する級の名前と役割
英検準2級プラスが新設

英検2級 英単語の効果的な覚え方

英検2級合格のためには、それなりに沢山の英単語を覚えることが必要とされます。

効果的に英単語を覚えるには、まず使用頻度の高い単語から優先的に学習する必要があります。

英検2級の過去問を見ながら、繰り返し出題される単語を確認すると、よく使われる語彙に絞って学習できます。

単語学習のポイントとしては、単語カードやアプリなどのツールを活用する方法があります。

これらを使って、通勤や通学の合間にこまめに学習することで、スキマ時間を有効に活用できます。

また、単語を覚える際には、実際の例文の中で使われている表現やフレーズも一緒に覚えると、語彙が身につきやすく、長期記憶に繋がりやすくなります。

さらに、定期的に復習することも効果的です。新しい単語を覚えた後に、一度覚えた単語を何度も復習することで、記憶を定着させることができます。

特に英検2級では、リスニングや長文読解でも語彙力が問われるため、聞く、読むなど多角的に単語を学ぶことで理解が深まります。

このように、計画的に英単語を学習することが、2級合格への鍵となるでしょう。

英単語の暗記については「英単語を1日で300個覚える秘密の暗記術とは、最速で語彙を増やす秘密の方法を遂に公開!」で詳しく説明していますので、あわせてご覧下さい。

英検2級 過去問を活用した効果的な学習方法

英検2級の過去問を活用することは、試験対策に非常に効果的です。

過去問を使うことで、出題形式や頻出の問題パターンに慣れることができ、自分の苦手分野も把握しやすくなります。

まず、過去問を解く際には、時間を計って本番さながらの環境で取り組むと良いでしょう。これにより、試験当日の時間配分の練習も同時に行えます。

過去問を解いた後は、間違えた問題の解説を読み、どこでつまずいたのかを分析します。

例えば、語彙不足や文法の誤りなど、苦手な部分を発見したら、その分野を重点的に復習しましょう。

また、リスニング問題では、出題される音声に慣れるために、何度も聴き直すことでリスニング力が向上します。

さらに、過去問演習は一度だけでなく、定期的に行うことが大切です。

学習の途中で再度過去問を解くと、理解度が上がっているかどうかを確認できますし、同じ形式の問題に対して回答のスピードも上がります。

このように、過去問を計画的に活用することで、実践力が高まり、2級合格への道が開けるでしょう。

過去問については「英検の過去問のやり方、使い方を徹底解説。世界一優れた教材、過去問の凄さとは?」で詳しくお話ししていますので、ぜひ参考にして下さい。

英検2級 ライティング対策と合格のためのコツ

英検2級のライティング対策には、構成力と表現力を身につけることが重要です。

ライティング試験では、指定されたトピックについて、自分の意見とその理由を英語で述べることが求められます。

まず、ライティングの基本的な構成として、導入・意見・理由・結論の順に書くと、読みやすくまとまります。

効果的な対策として、頻出トピックに対する自分の意見を考え、理由を2つほど挙げてみましょう。

例えば、「テクノロジーが教育に与える影響」など、よく出題されるテーマに対して、肯定・否定の意見とその理由を準備しておくと、どんな問題にも対応しやすくなります。

また、意見や理由を述べる際には、「firstly」「in addition」「therefore」といった接続詞を使い、論理的に文章をつなげることがポイントです。

さらに、自分の書いた文章を見直し、文法ミスや語彙の誤りを確認することも欠かせません。間違いを減らすために、簡潔で正確な表現を心がけましょう。

ライティングに慣れるには、過去問や模擬問題を使って繰り返し練習する必要があります。このような対策を重ねることで、英検2級のライティングで高得点を狙うことができるでしょう。

ライティングについては「英検2級の難化傾向に高校生が苦しんでいる件とそのライティング対策について」で詳しくお話ししていますので、あわせてご覧下さい。

英検2級、準2級の飛ばし受験で合格を目指す飛び級メリットの総括

〇 英検2級を目指すことで時間短縮が図れる
〇 英検2級は大学入試や就職活動において重要な役割を果たす資格である
〇 準2級を飛ばすことで効率的な学習が可能になる
〇 基礎力に不安がある場合は準2級を受けた方が良い
〇 英検準2級は英語の基礎力を養うために重要なステップである
〇 英検2級は実生活や仕事で役立つ英語力を証明する資格である
〇 準2級を受けることで自信をつける機会が得られる
〇 ダブル受験は試験結果に応じた柔軟な選択肢を提供する
〇 準2級を受けることで英検の試験形式に慣れることができる
〇 英検2級の内容は準2級よりも難易度がかなり高い
〇 準2級を飛ばす場合は自分の英語力を冷静に判断する必要がある
〇 準2級受験は語彙力や文法力を固めるための良い機会となる
〇 過去問を活用することで試験対策がより効果的になる
〇 準2級を受けた後に2級を目指すことで段階的な学習が可能になる

都城と三股の英語塾:イングラムはこちらをクリック

~ 関連記事 ~
英検の二次試験対策、英語面接を突破するために必要な3つのシークレットとは?
【英検S-CBTとは】コロナ禍が英検に与えた、オンライン化の変革とは・・・
【英語脳の作り方】英語の成績が急上昇する中高生に見られる、ある特徴とは?
英語の伸び悩みに苦しむ高校生のお子さん、親はどう接すればよいのか?
【初公開】最強の暗記術、一瞬で確実に記憶する知られざる方法とは
共通テスト対策の単語帳でおすすめを厳選、不可能を可能にする最強のアイテムとは?
都城の高校生が留学すると、英語の成績が急上昇する、それは本当か?
英語で苦手を克服するか、得意なことを伸ばすかは、永遠のテーマ
英語SVOCの意味、最も理解しにくい文型の訳し方とは?
【英検外伝】英検と旺文社の不思議な関係、なぜ英検に関する書籍のほとんどは旺文社なのか?
英語のリスニングが急上昇する勉強法「シャドーイング」とは何なのか?

関連記事

  1. 英検2級に受かる気がしない、あなたのための直前対策合格術

    英検2級に受かる気がしない、あなたのための直前対策合格術

  2. キクタンは何が凄いのか、レビュー:英検に効果的という評価が多い理由

  3. 英検準2級のライティングで、理由が思いつかない時の知恵袋的対策法

    英検準2級のライティングで、理由が思いつかない時の知恵袋的対策法

  4. 英検受験、メリットしかないその凄さとは?バカとブスこそ英検を取れ!

  5. 英語をやり直す、中学英語をやり直したい高校生や大人におすすめの方法とは…

  6. 英検の過去問のやり方、使い方を徹底解説。世界一優れた教材、過去問の凄さ…