高校生のあなたは、英検3級を受けることについて「恥ずかしい」と感じてはいませんか?受験会場には中学生も来るため、高校生として少し不安を感じることもあるでしょう。
しかし、英検3級を受けることは、高校生としての大切なファースト・ステップであり、今後の英語学習にも大いに役立ちます。英検準2級を受験する前段階としても大切な試験です。
また、大学受験を見据えたとき、英検3級は意味ないと思われがちですが、英語の基礎力を固めるための機会と考えると、とても重要な行程です。
さらに、高校卒業までに英検何級を目指すべきか、英検は何級から大学受験に役に立つのか、高校生としての目標をしっかりと設定する良い機会となります。
このように、英検3級の受験は決して恥ずかしいことではなく、今後の英語学習において価値ある経験となるケースが多いので、高校生が英検3級を受験する際には、ぜひ参考にして下さい。
記事のポイント
① 高校生が英検3級を受けることは恥ずかしいことではない
② 英検3級は、英語の基礎力を固めるための重要な試験である
③ 高校生の英検3級受験のメリットや目標設定の仕方
④ 英検3級からのステップアップは、大学受験に大きく役立つ
目次
英検3級を受ける高校生、恥ずかしいと感じる必要はない
高2で英検3級を受けるメリット
高1~2で英検3級を受けるメリットは、英語の基礎力をしっかりと固めることができる点にあります。
英検3級は中学卒業レベルの英語力を測る試験であり、ご自分の英語力を確認するためには最適の試験です。この段階で基礎をしっかりと理解しておくことで、今後の学習にスムーズに移行できます。
また、英検3級を取得することで、英検準2級や2級へのステップアップがしやすくなります。
特に英検準2級は高校中級程度の英語力を求められるため、その準備段階として3級を受験することは非常に有効です。3級をクリアしておくことで、自信を持って次のステップに進むことができます。
さらに、高2という時期は大学受験を意識し始める時期でもあります。英語の学習が今後さらに重要になるため、3級を取得しておくことで、英語力を判断する材料として使うことができます。
特に英検は大学入試で活用できるケースが多いため、早めに基礎資格を取得しておくと、今後の展開が有利になります。
大学生や大人も受験するから恥ずかしくない
英検3級は中高生だけではなく、大学生や社会人、大人も多く受験しているため、恥ずかしいと感じる必要はありません。
特に英語の学習をやり直したいと考える大人や、就職活動に向けてスキルを高めたい大学生が受けることも多いです。
再学習やキャリアアップを目的とした大人たちにとって、英検3級は英語力を確認するための良いステップであり、一般的な選択肢となります。
最近では、実業高校でも取得を勧めていますので、多くの高校生が受験会場に足を運んでいます。
さらに、英検は年齢や職業に関係なく、幅広い層に利用されています。例えば、40代やそれ以上の大人も自己成長や趣味として受験する機会が増えています。
そのため、年齢や立場を問わず、英検を受験することに対して恥ずかしいという感情は全く持つ必要はありません。
また、英語力の向上を目指す姿勢は、どの年齢層でも評価されるものです。むしろ、積極的に学び続けることは、他者からポジティブに見られるでしょう。
高校生であっても、他の年齢層と同じように英検を通じて自分のスキルを磨くことは、未来の可能性を広げる大切なステップです。
40代の大人が受ける英検3級の価値
少し話が脱線しますが、40代の大人が英検3級を受けることには大きな価値があります。
まず、英検3級は中学卒業レベルの英語力を測る試験であり、英語の基礎を再確認したい大人にとって非常に有効です。
仕事や日常生活の中で英語を使う機会が少ない場合、基礎力を取り戻すために英検3級を受けることは、スムーズな学習再開の第一歩となります。
さらに、英検はビジネスシーンでも評価されることがあります。特にグローバル化が進む現代社会では、40代でも英語力を磨くことがキャリアアップに繋がることがあります。
英検3級は、中学レベルの英語をきちんと理解している証明になるため、大人が自己啓発のために受験する機会も多くなりました。
加えて、英語学習は脳の活性化や記憶力の向上にも寄与するため、40代以降でも積極的に学ぶことは健康面にも良い影響を与えます。
このように、40代の大人が英検3級を受けることは、語学力の再確認や自己成長を促すだけでなく、人生の質を高める重要な手段となるのです。
英検準2級へのステップアップとしての3級
話を戻しますが、英検準2級を目指す高校生にとって、英検3級はステップアップのために欠かせない基礎段階です。
準2級は高校中級程度の英語力を測定する試験であり、難易度が上がりますが、3級でしっかりと基礎を固めておくことで、準2級への挑戦が格段に楽になります。
3級の内容には、基本的な文法や日常的な英会話が含まれているため、準2級で求められる読解力やリスニング力を強化するための土台となります。
また、英検3級を受験することで試験形式に慣れることもできます。ここが重要です!
準2級の問題形式は3級とほぼ同じ部分が多いため、3級を経験していると次の級に対する移行がスムーズになり、準2級へ円滑に進むことができます。
試験対策としても、3級の過去問を通じて基礎を復習しながら、準2級の難易度に備えることができます。
さらに、準2級の取得は、大学入試や就職活動でもアピールポイントとなるため、英検3級からのステップアップは非常に有意義です。
高い目標を持ちながら、まずは3級で基礎を固め、その後準2級に進むことで、段階的に英語力を向上させることが可能になります。
英検3級の過去問を活用して合格を目指す
英検3級の過去問を活用することは、合格への近道です。過去問を解くことで、試験の出題形式や難易度に慣れることができ、実際の試験当日に余裕を持って臨むことができます。
過去問は試験の傾向を把握するための重要なツールであり、特に初めて受験する人にとっては、問題に対する理解を深めるために欠かせないものです。
過去問を解くことで、どのような形式の問題が出題されるのかを確認できます。
英検3級では、リスニングやリーディングの問題が中心ですが、特に文法や語彙に関する問題が多いため、過去問を通じてどの分野を強化すべきかを判断することが可能になります。
自分の弱点も見つけることができ、その部分を重点的に学習すれば、合格へ最短距離で進むことができます。
また、時間を計って過去問を解くことで、試験本番の時間配分にも慣れることができます。
英検は時間管理が重要な試験であり、過去問を使って本番さながらの演習をすることで、余裕を持って試験に臨むことができるようになります。
さらに、自分の成績を確認でき、合格ラインまでの距離を把握することも可能です。
最後に、過去問を復習する際には、ただ答えを確認するだけでなく、なぜその答えが正しいのかを理解することが大切です。
これにより、同じような問題が出題された場合でも、確実に解けるようになります。過去問にはメリットしかありませんので、合格への確実なステップとして最大限に活用しましょう。
過去問の使い方については「英検の過去問のやり方、使い方を徹底解説。世界一優れた教材、過去問の凄さとは?」で詳しく説明していますので、参考にして下さい。
英検3級を受ける高校生は恥ずかしい?そんな気持ちを解消するこれだけの理由
英検は、高一で何級を目指すべきか?
高一で目指すべき英検の級は、個人の英語力や将来の目標によって異なりますが、多くの高1生は英検準2級を目標にすることが多いようです。
準2級は高校中級レベルの英語力を測る試験であり、大学入試や就職活動でも評価される資格です。
また、学校の授業内容とも関連しているため、日常的な学習が準2級対策にもなりやすい点がメリットです。
一方で、英語が苦手な生徒やまだ英語学習に自信がない場合は、まず英検3級を取得することが賢明な選択肢です。
3級は中学卒業レベルの英語力を確認する試験であり、基礎を固めた上で準2級にステップアップする流れは、無理なく英語力を向上させるための有効な方法です。
また、英検に早い段階から馴染んでおけば、将来的に英検2級を目指す際の土台になります。高一での目標設定は、自分の英語力や進路に応じて柔軟に行いましょう。
英検3級で落ちることはある?対策法を紹介
英語が苦手な人や準備不足のまま受験する場合、3級でも難しいと感じることはあります。しかし、しっかりと対策をすれば合格することは十分に可能です。
ウチの塾生さんには、3級のリーディング、リスニング対策共に、過去問を解きながら力を付けていく方法をオススメしています。
大切なのは「習うより慣れる」ことです。英検は、同じ様な内容の問題が繰り返し出題される傾向にある試験です。
リーディングもリスニングも、同じような難易度の問題が毎回のように出題されます。間違えた箇所を復習して、2~3回過去問の演習を行えば、自ずと正答率は上がっていきます。
過去問を解いて自分の弱点を見つけ、その部分を集中的に復習しましょう。これらの対策をしっかり行えば、英検3級で落ちるリスクを大幅に減らすことができます。
さらに、ライティングの練習は最重要です。ここが大切なポイントです!
これまで多くの塾生さんのスコアを見続けてきた経験上、ライティングは、他のセクションの1.5倍に配点されている可能性が大です。
英検協会は配点の詳細を非公式にしていますが、これは間違いないと思います。
試験本番で大きなアドバンテージを得るためにも、過去問を使って実際のライティング問題の演習をしておくと良いでしょう。
特に配点の高いライティングの対策は、こちらの「英検3級のライティング、Eメール問題のコツと解答例を紹介、リニューアル完全対策!」で詳しく説明していますので、あわせてご覧下さい。
大学受験における英検3級は意味ないのか?
英検3級は中学卒業レベルの英語力を証明する資格です。
よって、多くの大学では、英検準2級以上を評価基準としていることが一般的です。
そのため、英検3級だけでは大学受験のアドバンテージとしては不十分なケースが多いです。
しかし繰り返しますが、英検3級は英語の基礎を固めるための重要なステップです。
3級を取得しておけば、その後の準2級や2級のような、より高い級に挑戦する際の土台となり、結果的に大学受験にも大きく役立ちます。
また、学習の達成感や自己管理能力を培う点では、3級の取得にも価値があります。
受験での直接的な効果は薄いかもしれませんが、英語学習の第一歩としてはかなり意味のある資格です。
「千里の道も一歩から」この一歩目があなたにとって、英検3級の合格となる可能性が大きいのです。
英検は何級からすごいと言われる?高校生の視点
高校生の視点で「すごい」と言われる英検の級は、一般的に英検2級以上です。
2級は高校卒業レベルの英語力を求められ、英語の理解度がかなり高いことを証明できます。
多くの大学入試や留学制度で英検2級以上が求められているため、この級を取得していると「すごい」と評価されることが多いです。
さらに、英検準1級を取得している場合は、より高いレベルの英語力を持っていることを証明できます。
これらの級は、特に英語を専門的に学びたい人や、海外での活動を視野に入れている人にとっては大きなアドバンテージとなります。
高校生で2級以上を持っていると、同級生や教師から一目置かれることが多く、受験や就職活動でも非常に有利になります。
英検3級を受ける高校生は恥ずかしい?そんな思いは不要の総括
〇 英検3級を受ける高校生は、恥ずかしがる必要はない
〇 英検3級は英語の基礎を確認するのに最も適した試験
〇 大学生や社会人も英検3級を受験している
〇 英検3級は、準2級や2級へのステップアップとして大切な土台となる
〇 英検3級を取得することで、英検の試験形式にも慣れることができる
〇 年齢に関わらず、英語学習を続けることは大きく評価される
〇 英検3級の取得で自信をつけ、次の目標に進むことができる
〇 40代以上の大人も自己成長や再学習のために英検3級を受けている
〇 過去問を活用すれば、英検3級の試験対策が効率的に行える
〇 ライティングの強化が英検3級合格のポイントとなる
〇 英検3級は、中学卒業レベルの英語力を証明する試験である
〇 英検3級を早めに取得しておくと、準2級以上の級に進みやすい
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